ぶろぐ

毒にも薬にもなりませんが、私の内面を少し知れるブログです。

 

「自殺はやる事やった後か若い頃じゃないと」と思う。

ところが長く生きるほど勝手にやることってのが増えてくもんだから、このやる事をやりきるのが難しくて、だから若いうちじゃないと簡単には死ねなくなる。

歳を取って様々なことを経験し、色々な世界を知った後に自殺するのはなんか違う。純粋で、世の中のことを何も知らない癖に知ったふうな顔して、狭い世界で絶望してる頃じゃなきゃ。

 

広い世界に出て絶望して死んだって、誰もその人のことなんか見てはくれない。世界は広いから、1日沢山の人が死に、その中の1人にしかなりえない。死んでも絶望はそこに残り続ける。
しかし自分の世界に閉じこもっている人間は違う、その死は全く世界の死と同じで、狭い世界が内側から完全に破壊される。これは大いなる意味がある。

広い世界を知ってしまったら完全な自分だけの世界には戻れなくなる。社会に属する人間としてのあれこれがついてまわる。だから何も知らない頃じゃなくちゃならない。

 

 


ちなみに俺は今死にたくない、というか死ねない。やる事が沢山あるから、やる事ができてしまったから。

 

というわけで死ねないので誰かが俺を殺してくれるのを待っている、やりたい事とやらなきゃいけない事にまみれながら。俺が眠つてゐるうちにそつと殺してくれるのを。
願わくばそこに愛があればと思う。